2017コンサートベスト32017/12/30

今年のコンサート参戦は10回にとどまったが、その中からベスト3を挙げてみる。

1位 2月18日 フェスティバルホール
 大阪フィルハーモニー交響楽団第505回定期演奏会

井上道義の首席指揮者としての最後の定期。終始高い緊張感が維持された、わたしが経験した大フィルのベストコンサート。


2位 3月5日 びわ湖ホール
 R.ワーグナー「ラインの黄金」

いよいよスタートを切った「びわ湖リング」。上々の滑り出しとなった。沼尻竜典=京響の演奏はもちろんだが、ミヒャエル・ハンペによる、プロジェクションマッピングを駆使したワーグナーのト書きに忠実な演出も注目された。来年の「ワルキューレ」以降も期待大。


3位 11月22日 フェスティバルホール
 大阪フィルハーモニー交響楽団第513回定期演奏会

今シーズンよりミュージック・アドヴァイザーに就任し、来期より音楽監督の座に就く尾高忠明の指揮によるオール・モーツァルト・プログラム。厚めの響きながら見通しがよく、各パートの音が明瞭に聴き取れた。


番外:7月14日 フェスティバルホール
 大阪フィルハーモニー交響楽団創立70周年記念
 第55回大阪国際フェスティバル2017
 バーンスタイン
  シアターピース「ミサ」
   — 歌手、演奏家、ダンサーのための劇場用作品 —〈新制作〉

井上道義総監督・指揮・演出によるチャレンジングなプログラム。意義のある試みだったし、内容も興味深かったが、何度か再演されないとその真価は理解できないかも。


……という次第で、これだけだと大フィルが健闘した1年のようだが、全体としては、今年も京響が最も充実していたように思う。来シーズンのプログラムを見ていても、当分、関西のプロオケは京響の天下が続きそうである。

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