「誰の演奏か」という問題 ― 2016/04/19
2016年4月10日(日)
京都市交響楽団スプリング・コンサート
京都コンサートホール
指揮:高関健
ピアノ:松田華音
グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
チャイコフスキー バレエ組曲「くるみ割り人形」
ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲
ストラヴィンスキー バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
先月の定期に続き、高関=京響を聴く。
個人的に書き留めておくべきはパガニーニ。以前、ドミトリー・リス指揮の大フィル、ダン・タイソンのピアノで実演に接してはいたものの、正直、ほとんど印象に残らなかった(このときは、メインのタコ8もさっぱりだった記憶が)。今回は、はじめてこの曲を「イイ!!」と思えた気がする。
結局のところ、これはわたしの推している高関さんの指揮で、集中して聴けたことが一番の要因だったかもしれない。リス=ダン・タイソンのときは、曲に興味はあったものの、演奏家に対する関心はなかったこともあってか、「どんな演奏になるのか」という事前の期待もなかった(とりあえず、有名曲をナマで聴いてみるか、程度の気持ちであったことは否定できない)。このため、今回とは対照的に、演奏に集中できず、パッとしない印象しか残らなかった理由であろう。
例の佐村河内問題の折、「人は "物語" を抜きに音楽を聴いているのか」ということが話題になった。「誰の演奏か」「どこで聴いたか」……曲の印象は、やはり、その時々のコンテクストに左右されるようである。
京都市交響楽団スプリング・コンサート
京都コンサートホール
指揮:高関健
ピアノ:松田華音
グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
チャイコフスキー バレエ組曲「くるみ割り人形」
ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲
ストラヴィンスキー バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
先月の定期に続き、高関=京響を聴く。
個人的に書き留めておくべきはパガニーニ。以前、ドミトリー・リス指揮の大フィル、ダン・タイソンのピアノで実演に接してはいたものの、正直、ほとんど印象に残らなかった(このときは、メインのタコ8もさっぱりだった記憶が)。今回は、はじめてこの曲を「イイ!!」と思えた気がする。
結局のところ、これはわたしの推している高関さんの指揮で、集中して聴けたことが一番の要因だったかもしれない。リス=ダン・タイソンのときは、曲に興味はあったものの、演奏家に対する関心はなかったこともあってか、「どんな演奏になるのか」という事前の期待もなかった(とりあえず、有名曲をナマで聴いてみるか、程度の気持ちであったことは否定できない)。このため、今回とは対照的に、演奏に集中できず、パッとしない印象しか残らなかった理由であろう。
例の佐村河内問題の折、「人は "物語" を抜きに音楽を聴いているのか」ということが話題になった。「誰の演奏か」「どこで聴いたか」……曲の印象は、やはり、その時々のコンテクストに左右されるようである。
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