政治力の差?2016/12/28

2016年12月8日(木)
ザ・シンフォニーホール

大阪交響楽団第206回定期演奏会
指揮:寺岡清高
ヴァイオリン:小林美樹

コルンゴルト:「雪だるま」前奏曲とセレナーデ(ツェムリンスキー編)
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲
ツェムリンスキー:交響詩「人魚姫」


寺岡清高(そして児玉宏)による大阪響のプログラミングのオリジナリティについてはいまさら触れるまでもないだろうし、演奏も立派なものではあるのだけれど、「どうしてこの曲がほとんど取り上げられないの?」という疑問がどうしてもつきまとう。

なんだかんだで、マーラーの政治力はたいしたものだったし、それが現在までその作品を生き残らせていることは否定できないだろう。「人魚姫」でのホルンのベルアップ — マーラーがよく用いている — を見ていると、そんなことを考えずにはいられなかった。