聴き手もまた、演奏の一部 ― 2016/08/25
2016年8月19日(金)
京都市交響楽団 第604回定期演奏会
京都コンサートホール
指揮:沼尻竜典
ピアノ:石井楓子
三善晃:ピアノ協奏曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番
創立60周年ということで、大曲が続く京響。今回のメインはショスタコーヴィチの4番。
締め括りが静かな曲だけに、フラブラなどかまされたら、めちゃくちゃになってしまうところだが、幸いにも、そのようなことはなく、最後の静寂こみの演奏と相成った。聴き手の存在もまた、演奏の一部であることを改めて実感した次第。京響の充実ぶりは相変わらず。いつもながら、沼尻さんの指揮ぶりは、むち打ちにならないかとハラハラさせられるが……
前半の三善晃「ピアノ協奏曲」は、むしろ打楽器協奏曲という趣の曲。終演後、地下鉄北山駅の階段を降りているとき、ご婦人二人連れの「ピアノ(石井楓子)はまだまだやねぇ」「まだ25歳らしいし、これからでしょ」という会話を小耳に挟んだ。厳しい聴き手に鍛えられる京響である。
京都市交響楽団 第604回定期演奏会
京都コンサートホール
指揮:沼尻竜典
ピアノ:石井楓子
三善晃:ピアノ協奏曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番
創立60周年ということで、大曲が続く京響。今回のメインはショスタコーヴィチの4番。
締め括りが静かな曲だけに、フラブラなどかまされたら、めちゃくちゃになってしまうところだが、幸いにも、そのようなことはなく、最後の静寂こみの演奏と相成った。聴き手の存在もまた、演奏の一部であることを改めて実感した次第。京響の充実ぶりは相変わらず。いつもながら、沼尻さんの指揮ぶりは、むち打ちにならないかとハラハラさせられるが……
前半の三善晃「ピアノ協奏曲」は、むしろ打楽器協奏曲という趣の曲。終演後、地下鉄北山駅の階段を降りているとき、ご婦人二人連れの「ピアノ(石井楓子)はまだまだやねぇ」「まだ25歳らしいし、これからでしょ」という会話を小耳に挟んだ。厳しい聴き手に鍛えられる京響である。