アンコール > メイン?2016/08/09

2016年6月25日(土)
大阪フィルハーモニー交響楽団「大ブルックナー展」(第4回)
兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
指揮:井上道義
ヴァイオリン独奏:神尾真由子

メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ブルックナー:交響曲第1番(リンツ稿、ノーヴァク版)


「"オレはブルックナーが聴きたいんだッ!!" という人もいるだろうけど、大阪・大フィルにはラテンのノリが合っているので、そちらの方向性も広げていく」という意味のことを語っている井上道義だが、大フィルの十八番、ブルックナーのほうもしっかり取り組んでいる。今回は、実演に接することの少ない1番。

朝比奈時代のメンバーからほとんど入れ替わってきているし、取り上げられることの少ない1番ではあったが、ブルックナーを演奏すると生き生きしてくるのが大フィル。1番のゴツゴツした感じが十分に表現されていた。

さて、前半のメンデルスゾーン。ホールがやや広めなだけに、編成が小さめの曲や協奏曲は音響の点で少々不利になるのは否めない。何より、ソリストの神尾がアンコールでハインリヒ・エルンスト「"魔王" シューベルトの主題による大奇想曲」を演奏したため、すべてがかき消されてしまった……というのは大げさとしても、「これだけでも聴きに来た価値があった!!」と思ってしまったのは事実。アンコールがメインを食ってしまった午後でありました。

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